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辛垣城
別  名  
所 在 地 東京都青梅市二俣尾
築城年代 室町時代
築 城 者 三田氏
区  分 山城(標高457m:比高223m)
遺  構 郭・土塁・堀切・竪堀
史跡指定 青梅指定史跡
現  状 山林

訪問適期 10 11 12
                       
 
JR青梅線「二俣尾」下車 登山口まで徒歩5分
登山口から山頂まで徒歩30分
駐車場:なし トイレ:なし
辛垣城は青梅丘陵に築かれた中世の山城です。
青梅一帯を領有した三田氏の詰めの城とされています。
永禄6年(1563)に北条氏に攻め落とされ廃城となりました。
 
築城時期はよくわかりませんが、険しい地形に頼った造りから
室町時代から戦国時代初期にかけて築かれた城と思います。
江戸時代から採石のために地形が大きく改変されているのが残念ですが、
主郭以外の郭などはまずまず原型を留めているようです。
 
では、辛垣城を歩いてみましょう!
 
登山道入口 堀切
二俣尾駅から程近い場所に登山道の入口があります。道標や看板は充実しています。
山道を登ること30分程度で尾根へ出ます。峠を西へ歩けばすぐに城域です。
堀切なんですが、ハイキングコースになっているため風化しているようです。
 
東尾根の郭 登山道脇の窪み 南尾根の郭
東尾根には2つの郭があります。ハイキングコース沿いに歩くと何となく水の手を思わせる窪みがあります。
南尾根へ突き出た郭跡は多少採石による改変を受けているように感じます。
 
南尾根の堀切 南尾根の堀切 眺望
南尾根には綺麗な堀切が残っています。堀切の壁面には石積みがあるのですが、遺構なのかどうかは不明です。
この日はあまり天気が良くなかったため眺望はこんな感じでした。
 
西尾根の堀切 西尾根の郭 岸壁
西尾根の遺構も多少は改変されているようですが、そこそこ形状は把握できます。
堀切は道の設置のためにわかりづらかったです。ここまで来たら元来た方向へ戻り、主郭を目指しましょう。
 
主郭跡入口 主郭への道 主郭跡
東尾根の郭の近くに主郭跡への登り口を示す看板があります。ここからはやや険しい道です。
主郭への道は竪堀と言いたいところですが採石に伴い掘削された道のようです。
土塁が廻る主郭跡に見えますが、採石で郭内部がくり抜かれた産物です。でも雰囲気はとても良いです。
 
北西尾根の堀切 北西尾根の堀切 北西尾根の土橋
イメージ図では死角になって記載できていませんが、北西尾根方向には見事な堀切があります。
土橋も明瞭に残っており、辛垣城の中ではいちばん確認しやすい遺構です。
こんなぐらいで城跡の紹介はおしまいです。
 
辛垣城へはJR青梅線の二俣尾駅が最寄となります。
石神駅から桝形山城を経て尾根に出て辛垣城を目指すルートもあるようですが未確認です。
これまで述べてきた通り採石のために遺構はかなり破壊されており、
城郭遺構と近世の採石による遺物との判別が難しい箇所があります。竪堀なんかは特にそうですね。
駅から近いし適度な登りなので家族連れでも十分楽しめるコースだと思います。
 
周辺情報
辛垣城から尾根を東へ歩き名郷峠を越えたあたりで南下すると桝形山城があります。
山を下り青梅市方面へ歩けば楯の城があるなど、青梅は中世城郭の宝庫と言えます。
それと何と言っても梅でしょうね。青梅の梅郷は全国的にも知られた場所です。