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下田城
別  名 鵜島城
所 在 地 静岡県下田市三丁目
築城年代 鵜島城
築 城 者 北条氏
区  分 平山城(標高68m:比高68m)
遺  構 郭・土塁・空堀・堀切
史跡指定 下田市指定史跡
現  状 下田公園

訪問適期 10 11 12
                       
 
伊豆急行「下田」下車 徒歩25分
駐車場:あり トイレ:あり
下田城は戦国時代末期に北条氏により築かれた平山城です。
北条氏は伊豆水軍を傘下に従え、各地に軍港と城を築いていましたが、
豊臣氏との対決が避けられなくなったことから、
水軍拠点を集約すべく下田城を築きました。
分散していた兵力を下田城や韮山城に集結させ豊臣軍を迎え撃ったのです。
 
軍船が海原を埋め、鬨の声が響いた下田城ですが、
穏やかな波が打ち寄せる緑豊かな公園となっています。
公園化のために破壊されてしまった部分も見受けられますが、
散策路から少し外れると今も巨大な障子堀が眠っています。
 
では、下田城を歩いてみましょう!
 
主郭跡
下田公園の入口から散策路を歩くと10分ほどで主郭跡へと着きます。
地形上の制約からどの郭も細長い形状をしています。
 
主郭跡 天守台 切通し
弓のような形をした主郭跡です。幅もそれほどありません。
天守台とは名ばかりで早い話が櫓台です。天守建築どころか二層の櫓すら建てるのも難しいと思われます。
井楼を組み上げて敵の監視をしていたのでしょう。
 
横堀
主郭をに沿って掘られた横堀です。よく見ると堀底が隆起しています。障子堀ってやつです。
昔は北条氏の専売特許のように言われていましたが、そうでもないようで、北条氏の勢力範囲以外の城からも見つかっています。
 
障子堀 土塁 土塁
この障子堀は見事に残っています。有名な山中城のそれよりも規模が大きいです。
風化しないように何とか保存の手を講じてほしいものです。
土塁は断片的に残っていますが、散策路の整備で断面が露出している場所もありました。
 
空堀 土塁 障子堀
長い歳月を経て障子堀も凹凸が摩耗してただの空堀となっています。
土塁もやや崩壊が進んでいるようです。
 
堀切 空堀 堀切
もう少し系統づけて写真を紹介したいところですが、尾根歩きの撮影順で掲載しています。
細尾根のためそれほど大規模な堀切はないですが、堀切ってのは中世城郭の見せ場。やっぱカッコいいですね。
 
障子堀 城跡からの眺望 舟溜り
堀切を越えて尾根の反対側に行くと障子堀発見。こっちは整備されておらずこんな感じ。
海沿いの小高い城跡だけあって、尾根先端には休憩所があり展望が見事です。橋で繋がっているのは雁島ですかね。
軍船を停泊させた入り江です。水の透明度が高くいろいろな魚が泳いでいました。
 
下田城へのアクセスは伊豆急行線がベスト。踊り子号でGOGO!です。
鈍行でも運が良ければオーシャンビューのサロンカーに乗ることができてお得な気分です。
城跡は公園整備されているため季節を問わず訪れることが可能ですが、
散策路を外れた遺構を見学するには夏から秋は避けたほうが良いです。温暖な場所なので藪は冬でもあまり変化ありません。
急造に近いかたちで築かれたと思われる城なので驚嘆するほどの遺構はありませんが、
景色も良くて散策していて楽しく思える城です。
 
周辺情報
観光地ですから何でもあります。宿もたくさんありますが、お奨めは下田東急ホテル。部屋からの眺めが抜群です。
食べるものにも困りませんでした。必ず行くのは東急ストア近くの回転寿司。
均一値段じゃないですが、ネタがデカくて美味しかった。金目鯛やメジナなど地魚の握りが最高であります。
城跡のすぐ下にある下田海中水族館も楽しいです。水族館の中ではここがいちばん好き。
遊覧船や寝姿山のロープウェーなどもあり、一泊二日じゃ追いつかないぐらいです。